3.ハト(マンションベランダ・エアコン室外機)
被害状況:マンションベランダの手すり・エアコン室外機まわりにハトがよく停まる
施工内容:ハトがよく停まるところと、室外機裏の巣を作りそうなところに15~30cmでトレー施工。
8.コウモリ(屋根裏)
被害場所:コウモリが屋根裏に住み着いた一般家屋
施工内容:コウモリをコウモリ用忌避スプレーなどで追い出したあと、侵入口付近にフック施工でバードフリーを設置
※フックをひっかけるひもはビスで数カ所固定されています。
10.畜舎・鶏舎の野鳥対策
鳥インフルエンザや豚コレラのようなウイルス性感染症は野鳥(カラスやハトなど)やネズミなどの野生動物が媒介している可能性が高いです。
そのため、カラスなどの野鳥を畜舎鶏舎に近づけない、停鳥させない対策が必要となります。
【事例1】:12万羽の鶏を飼育する養鶏所(韓国)の屋根に約150羽のハトが飛来
施工内容:停鳥場所となっていた建物の屋根にW型(ジグザグ)にトレー施工
施工後、バードフリー設置場所へのハトの飛来がなくなった。
【事例2】:鶏舎(韓国)とその周辺にカラス、スズメなどの野鳥が飛来
施工内容:鶏舎とその周辺施設の屋根、サイロ上下部など農場全体にバードフリーをトレー施工
韓国での事例を紹介しましたが、日本でも実際に牛舎でのカラス対策などに使用されています。
実験動画
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ごみに集まるカラス対策
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エサに集まるハトの忌避
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ハトに対する忌避効果
効果がない施工例と解決策
●施工量が少ない
トレーにバードフリーを少量注入するだけでは、鳥の忌避効果が十分発揮されません。
→ジェルをトレーにたっぷり注いで、設置してください。
本品1本で約15~16個のトレーに注入することができます。
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少ない
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トレーにたっぷり注入します
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注入量の目安は約15gです
●施工量が減っている
バードフリー設置直後~1週間ほどは、鳥(特に、執着心の強いハトやスズメなど)が戻ってこようとしてバードフリーに触れることがあります。
→施工量が減ると効果が低下しますので、バードフリーを補充してください。
また、鳥が触れるとバードフリーがまわりに飛び散ることがあります。飛び散ったジェルはシミになる可能性がありますので速やかに拭き取ってください。
※バードフリーに触れて不快感を経験した鳥は、やがて飛来しなくなります。
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鳥が接触し、施工量が減ったトレー
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鳥が触れ、まわりに飛び散ったジェル
●トレーとトレーの間に鳥が止まっている
トレーの設置間隔が広いと、トレーとトレーの間に鳥が止まり、忌避効果が感じられない場合があります。
→トレーの設置間隔を狭くしてください。
スズメやコウモリなどの小型種の場合、トレーとトレーの間にジェルを直接塗布すると、さらに効果的です。
●バードフリーを設置しても戻ってくる
ハトやスズメなどは特に執着心が強いため巣(特にヒナや卵がある)や糞のある所(停鳥場所)には戻ってきます。
→巣や糞をきれいに掃除した後にバードフリーを設置してください。
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巣に卵・ヒナがいないことを確認
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巣の除去
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バードフリー設置