商品情報
バードフリーは、黄色いジェル状の鳥類忌避剤です。
ハトやツバメ、スズメ、カモメ、カラスなど鳥類を忌避します。また、コウモリにも効果が確認されています。
バードフリーのセット内容
本体1本(250g) / ノズル1本 / トレー20個 / フック20個
バードフリー施工には、コーキングガンや設置するための資材が必要です。
セット内容には含まれていないので、別途ご購入ください。
シナモン(ニッキ)のような強い匂いがします。
マンションなど集合住宅のベランダでの設置では、周囲環境へのご迷惑にならないようご注意ください。
※設置後1ヶ月は強くにおうことがありますが、徐々ににおいは軽減します。
大理石や木材などに付着すると染みになります。
大理石や花崗岩(御影石)を利用した建物やその周辺では使用しないでください。本剤が付着すると染みになります。また、木材も染みになることがありますのでご注意ください。
事前に準備するもの
コーキングガン
バードフリー施工には、コーキングガンが必要です。
別途ホームセンター等でご購入される、あるいはコーキングガンが付属したバードフリーのセット品をご購入ください。
キッチンペーパーや雑巾
バードフリーは、液体のりのようなドロッとしたジェルです。
施工の際にジェルが垂れて壁や床などに付着する場合があります。施工場所が汚れないように、キッチンペーパーや雑巾を準備し、垂れる場合は拭き取ってください。
接着剤
トレーを設置場所に固定するためにシリコン接着剤や両面テープが必要です。
ホームセンター等で耐候性に優れたタイプのシリコン接着剤や屋外用の強力な両面テープをお買い求めください。
その他
対象害鳥や施工場所によっては、他の資材が必要となります。
詳しくは様々な施工方法をご確認ください。
特徴
❶鳥の複数の感覚を同時に刺激
バードフリーは視覚・嗅覚・味覚・触覚の4つの感覚を刺激して鳥を追い払います。
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バードフリーの特許技術により、鳥にはとても不自然に見えます。もしかすると、燃えているように見えているのかもしれません。そのため、危険を感じて近づきません。
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バードフリーは鳥類が嫌うペパーミントとシナモン(ニッキ)系の香りによって鳥の嗅覚を刺激し、忌避効果をもたらします。
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バードフリーが鳥の口に入った時の味の不快感から、味覚を刺激し近寄らなくなります。
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バードフリーは非常にベタベタしているため、触れた時の不快感から鳥が近づかなくなります。
これらの4つの感覚を刺激し、鳥を嫌がらせることで、バードフリーには近づきたくないという負の学習効果をもたらします。結果、鳥を忌避させることができます。また、複数の刺激であるため、慣れも生じにくくなっています。
❷環境にやさしく、鳥にも無害な成分使用
環境に優しい安全な成分を使用しています。また、バードフリーは忌避剤のため、鳥を殺したりはしません。
・鳥を忌避する成分は、アメリカ食品医薬品局(FDA)より食品添加物に与えられる安全基準合格証(GRAS)のリストに含まれている成分です
❸屋外で使用できる
優れた耐熱性・耐候性により、過酷な条件下でも安定状態を維持します。
水にも強く、雨にあたっても流れ出してしまうようなことはありません。
❹効果が1〜2年持続
忌避成分をマイクロカプセル化しているため、長期間効果が持続します。
※有効期間は施工後から約1~2年です。(環境によって異なります。)
カモメの糞害に悩まされていた観測ブイ。 潮風・波・直射日光・雨の当たる過酷な環境下でも劣化せず効果を発揮。
基本的な使用方法
1.設置する場所をきれいに掃除
まずは巣や糞などを取り除いてください。
きれいに掃除をしなかった場合、製品効果が発揮できないことがあります。
卵があったり、ヒナがいたりする場合は、巣立ちした後、巣を取り除いてから施工してください(鳥獣保護管理法により、許可のない捕獲、殺傷又は採取が禁じられています)。
2.トレー裏面に接着剤を塗布
トレーを設置場所に固定するためにシリコン接着剤や両面テープを付けてください。
バードフリーのセット内容に接着剤は入っていません。市販のシリコン接着剤や屋外用の強力な両面テープを購入していただく必要があります。
3.トレーを設置場所に固定する
被害状況や鳥の種類にあわせて、5~10cmや15~30cm間隔で設置します。鳥の種類によって設置間隔が変わります。詳しくは「鳥ごとの施工ポイント」をご覧ください。
1本で施工できる範囲(距離)※トレー施工の場合
設置間隔 | 施工可能な範囲 | 主な対象生物 | |
---|---|---|---|
5cm | 約1.7m | スズメ・コウモリ | |
15cm | 約3.2m | ツバメなど | |
30cm | 約5.5m | ハト・カラス |
設置間隔 | 施工可能な範囲 | 主な対象生物 |
---|---|---|
5cm | 約1.7m | スズメ・コウモリ |
15cm | 約3.2m | ツバメなど |
30cm | 約5.5m | ハト・カラス |
※トレーは直径約6cmの容器です。
4.バードフリーの準備をする
バードフリー本体とノズルの先端を切り、ノズル先端を本体に取り付け、コーキングガンに装着します。
※コーキングガンはバードフリーのセット内容に入っていません。市販のコーキングガンを購入していただく必要があります。
5.バードフリーをトレーに注入する
バードフリーをトレーに約15g注入します。(本品1本でトレー約16個分を注入できます)
※15gはトレーがジェルで埋まるぐらいの量です。
- バードフリーは液体のりのようなドロッとしたジェルです。トレーに注入するときは、キッチンペーパーや雑巾などを用意し、トレーの外にバードフリーが付着しないように注意してください。
- トレーに入れる量が少ないと、効果が十分に発揮されない場合があります。十分な量をトレーに注入してください。
6.経過観察してください
バードフリーは学習により忌避効果を発揮します。そのため、設置後の数日間は飛来することがありますが、やがて「嫌なもの」と学習して飛来しなくなります。鳥が飛来した際、バードフリーに接触し、トレーからジェルが飛び散ったり、トレーが地面に落下することがあります。
そのため、設置後1~2週間の間は何度か経過観察されることをおすすめします。
バードフリーの使い方
ワンポイントアドバイス
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鳥は、建物の端にとまりやすいので、建物の外側には必ずバードフリーを設置してください。
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施工する際にジェルが垂れて止まらない場合、注入後、コーキングガン上部のレバーを押すと圧が抜けて垂れにくくなります。